【肉離れ】プチッと聞こえるのは絶望の音…絶対に肉離れを起こさないために必要なことはコレだ!
運動会で張り切る予定のお父さまはいますか?
日進北口えがおの接骨院 院長のオシ先生です。
少しづつ季節も秋に変わり、夏の間やめていた運動を再開しようとしていたり、町内会や子供の運動会で走らなければならない方に気をつけていただきたい。
それが『肉離れ』です。
肉離れと抽象的な表現になっていますが、要は筋肉の断裂ですからね。
プチッと音をたてて筋肉が切れてしまうのは絶望と呼ぶしかないでしょう。
今回はそんな肉離れに絶対にならないようにするためのケアをお話しします。
筋力を電気刺激で鍛えるってどういうこと?いま流行りのEMSトレーニングを解説した前回の記事はこちら
肉離れが起きる原因は?
筋肉が切れてしまう原因はなんと言っても筋肉の柔軟性不足です。
筋肉が柔らかく、伸び縮みがスムーズにいけば肉離れが起こる心配はありません。
子供の肉離れが無い(少ない)理由はコレです。
それが大人になって運動する機会が減り、筋肉の柔らかさが無くなってしまいます。
ほとんどの方が昔に比べて体が固くなったんじゃないですか?
走るために地面を蹴る瞬間、ジャンプの踏切り・着地の刹那、方向転換をしようとしたそのとき、筋肉にかかる負担に対応できずに筋繊維がちぎれてしまう…それが肉離れです。
肉離れ絶対予防宣言
肉離れはケガですから、なってしまったら治療をする(休む)しかありません。筋肉痛のようにお風呂に入ってマッサージをうけたら治る!なんてものではありません。
なので、肉離れを起こさない予防が何より大切になります。
基本は三つです。
①『ストレッチ』
②『準備体操』
③『アップ運動』
この三つを順番通りに行います。
筋肉を伸ばすストレッチ
緊張している筋肉を伸ばし、負担に対して切れないように柔らかくします。
関節を動かす準備体操
足首・膝・股関節を動かすことで、関節に伴う筋肉を動かします。それに加えてこれから運動を行う体に対して「これから動くんだよー」と気づかせる意味もあります。
身体を動かすアップ運動
軽めのジョギングやジャンプなど実戦に近い動きをして、体がその競技の動きをスムーズにできる準備をします。
この3つの中で、ストレッチと準備体操はするけど、アップは疲れちゃうしやらないって方が多いです。
ですがケガの予防のためにアップ運動はとても大切です。本番でかかってくる負担に近い負荷を加減をしながら行うことはアップでしかできません(本番は全力で動いてしまうため)
脅しっぽいセリフになりますが「ケガしたくないなら、やるしかないです」よ。
それでも肉離れしちゃったら
どれだけ注意しても100%防ぐことはできません。
もし痛めてしまったらの話もしておきます。
まず「痛めた!即、アイシング」と覚えていてください。
患部の出血を抑えるために冷やします。湿布よりも氷でガツンと冷やしてください。
20分程度を目安に、冷やす→離す→冷やす…のサイクルで3時間くらいはやっておきたいところです。
そして、可能な限り早く受診してください。初回処置は早ければ早いほど治りも早いです。
ふくらはぎの肉離れで足がつけなかった患者さまが、またスポーツができるようになるまでに約1ヶ月です。
自然治癒もできますが、筋肉のしこりが残ることが多いので肉離れに関してはオススメしません。
きちんと治療して、はやく治しましょう。
まとめ
起きてしまってからでは後悔しかない肉離れ。
捻挫と違って「しくった!」というタイミングがないので、いきなりブチっです。
予防には入念な体作りが1番です。スポーツをする予定に合わせて、せめて1週間前からストレッチ・準備体操・アップ運動の3つを行いたいですね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません