【テレワークの落とし穴 】ぎっくり腰が増えています【猫背】

2021年1月21日健康イチオシ情報, 笑顔のマメ知識

今日も笑顔で過ごしていますか？

日進北口えがおの接骨院

院長の押田 剛です。

 

今日はテレワークの落とし穴という記事です。

テレワークは通勤がないから楽ちん。

すぐに仕事を始められて効率がいい！

 

……。

 

とんでもない！！ 

テレワークはたしかに通勤もないし、

作業ははかどるし、で楽かもしれません。

ですがその分、身体にはかなりの負担がかかっています。

 

患者さまの中でも4月･5月頃にはご自宅で仕事をすることになった

サラリーマンの方が多くいらっしゃいました。

みな、口を揃えてお話しされていたことがあります。

 

それは…

「全然、動かない。」

 

そう、通勤がなくなり、会議で社内を歩くこともない、

食事も外に出ないので、家の中だけですべての用事が済んでしまう。

これでは身体の動き、運動量が減るのも当然です。

そんな患者さまの身体を施術してきた私が、

そのときの教訓をふまえ、気をつけたいコト、してほしいコトを

お話しします。

どうぞ最後までお付き合いください。

 

 

テレワークはぎっくり腰の可能性が急上昇します

 

これはあきらかです。

なぜなら、先ほどもお伝えしたように

「動かないから」 です。

 

通勤がなく、社内の移動もない。トイレすら数歩で行ける。

このような環境下で長くイスに座る、もしくは床に座り続けて仕事をする。

これでは体が、特に背中から腰が固まってしまうのも当然です。

 

テレワークをされている患者さまに話を聞いたところ

毎日、1万歩は歩いていた人が、1,000歩いかないと言っていました。

「あ、私もだ。」 と思った方もいるのではありませんか？

動かなければ筋肉は衰え、固くなってしまいます。

するとどうなるか…。

 

腰や下半身の血流が悪くなり、下肢はむくんで

体は冷えてしまいます。

その冷えて固まってしまった筋肉や関節で、

ちょっと動かしたときに『ズキッ』っと腰を痛めてしまう。

これがテレワークで固まった腰での、ぎっくり腰の発生要因です。

 

知らずに運動量が減っています

去年の4月頃より約9ヶ月。

ぎっくり腰を発症される患者さまはあきらかに例年よりも多くなっています。

 

運動不足は運動することでしか解消されません。

 

考えてみてください。1日1万歩 歩いていた方が1,000歩に減った場合。

週3回のテレワークが半年間…それだけで平時と比べて約648,000歩の減少です。

動かないから 楽 。ではなく、動かないから ヤバイ と感じていただけましたか？

この歩数分の運動を取り戻そうと思ったらかなりのハードトレーニングを

しなければなりませんし、そのトレーニングで体を痛める可能性も出てきます。

なので、意識的に〝毎日運動する〟ことが大切になってきます。

 

「でも何をしたらいいか、わかりません。」

そんな声が聞こえてきますね。

大丈夫です。次の項で、ぎっくり腰予防のための体操の説明をします。

 

ぎっくり腰の予防体操

1回10分の体操を朝・晩の2回やる。 

これだけでぎっくり腰の発生率はグンと下がります。

ぎっくり腰は足腰の筋肉が固まって起こるものです。

固まった筋肉をほぐすように、ゆっくり動かしてください。

テレワークで固まった筋肉に刺激を入れて、少しずつ柔らかくしていきましょう。

 

YouTubeにえがおの接骨院のオリジナルの体操をあげています。

どなたでもできる体操になっていますので、ぜひトライしてみてください。

腰痛体操はこちら

キツイことを言うようですが、もし腰や足が痛くてこの体操ができないようであれば

一度、お身体を治療する必要があります。それくらい基本的な動きをする体操です。

 

テレワークを最大に生かすために

この先、テレワークがスタンダードになるのか、それは私にもわかりません。

ですが以前より確実にその機会は増えていくはずです。

習慣とはこわいもので、動かない生活はそのまま体に染み付きます。

そして、それを普通だと思うようになります。

体が弱り、痛くなってしまってから何とかしようと思ってもあとの祭りです。

今日からはじめる健康習慣を、身につけていきましょう。

やる価値は十分にあります。

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