【ストレッチ】継続は力なり!せめてこれだけでもやってみよう【ズボラ体操】
開脚前屈できない男…日進北口えがおの接骨院 院長のオシ先生です。
体を酷使する作業をされているみなさま、疲労で筋肉がガチガチになってませんか?
事務仕事でパソコンの前から離れられないみなさま、運動不足を自覚してたりしますか?
体は(筋肉は)使い過ぎても、動かなくても固くなってしまいます。
固まった筋肉が何を引き起こすか…そう、痛み です。痛みの程度はそれぞれですが、肩こりで肩が…腰痛が…頭痛や足がつる原因にもなりますね。
そして状態がもっともっと悪くなると…ぎっくり腰や寝違えなどの強い痛みが発生してしまいます。
そうならないためにマッサージや整体に通っている方もいますね。ですが、忙しい毎日でその時間が取れなかったり、週一の治療じゃもう体が回復しきれないなんてこと、ありませんか?
今回の記事は自宅でしてもらいたい最低限のストレッチ体操 通称ズボラ体操を紹介します。
これだけやっておけば大丈夫!!の体操ではありません。せめてこれだけはやっておいて欲しい、そんな思いを込めた体操です。
みなさまの健康に少しでも役立つことを願います。
えがおの接骨院で大活躍中の高周波EMSテクトロン。頼もしい相棒を絶賛している記事はこちらです
ストレッチのお約束
まず最初にこれだけは伝えておかなければいけません。この約束は世の中に山ほどあるどんなストレッチや体操にも当てはまります。それは…
正しい形を常に意識して行うこと
です。何の気なしに伸ばすだけ、動かすだけでは効果は得られません。自分がいまどこを伸ばしているか、どの関節を動かしているかを意識しましょう。
そして正しい形とは、足の向きや姿勢などの軸を崩しちゃだめですよーということです。
頑張り屋さんや体の固い人にありがちなんですが、先生の見本に近づけようとして曲がっちゃいけない足が曲がっていたり、動かすことに夢中になりすぎて猫背になって姿勢が悪くなってたりすることが多くあります。
これは悪い頑張りです。せっかく体のために体操しているのに逆に痛めてしまう可能性があります。
この記事のサムネ画像、覚えていますか?私が一生懸命に体を伸ばしているイラストですが、あれがダメの見本ということになります。
これね↓
体が固くて、見本通りにいかなくてもいいんです。そのいきたい方向に正しい力を加えていれば、少しずつできるようになります。
速さもゆっくりで構いません。例えばラジオ体操って意外とペース早いですよね?あわてて焦ってついていくことより、じっくりと自分のペースを守って運動することが一番大切です
このお約束はこのさき何度も伝えていくと思います。それほど大事な約束なんです。
まずは体幹から伸ばそう
今回紹介する体操はどれも床で行います。手を伸ばしたり足を広げられるスペースを確保して行ってください。
まずは片足は伸ばして広げ、片足は曲げた状態にして、伸ばした足に向けて体を倒していきます。
絵で解説すると、こんな感じです
勢いはいりません。息を吐きながらゆっくり伸ばすのがポイントです。
赤いラインで示した部分が伸びてる感覚があれば十分効果があります。体が固くて全然いかなくてもいいんです。この絵に近づけるよう少しずつ頑張ってください。
左右ともに5秒ワンセットで3回〜5回、伸ばせればOKです。
次は万能、ネコのポーズ
つぎにするストレッチは、ヨガでおなじみのネコの伸び〜っとするポーズです。イメージが湧かない方も大丈夫。絵を描きましたのでご覧ください
見れば、ああこれか、と分かる方も多いんじゃないですか?
正座をした状態から手を前に出し、体を後ろに引くようにグーッと伸ばします。
この動きのポイントは手を前に伸ばすのではなく、体(お尻)を後ろに引くことです。
両腕の付け根(肩甲骨)あたりに刺激があればOKです。これはゆっくり10秒くらい伸ばすといいでしょう。
注意 : 正座が難しい方やうまくこのポーズが取れない方は、壁に手をついても同じことができます。壁に手をついた状態で体を下方に下げれば、同じ効果のストレッチになります。
最後は体を反らしましょう
事務仕事など手を前に出して仕事をする方には難しい動きかもしれません。
ですが、難しいからと放っておくと本当にできなくなりますよ?そして完全体の猫背の出来上がりです。
猫背が体におよぼす不調については後日また記事にしますが、背中が丸まって良いことは何もありませんので、出来る出来ないにかかわらずこのポーズにチャレンジしてください。
図では長座の姿勢になっていますが、イスに座ってもできるストレッチです。
手を体の後ろで組んで、その手を返します。それだけでも肩甲骨周囲にギュッと刺激が入ります。そこにアゴを上に反らす動きを加えましょう。気分はセルフキャメルクラッチ(プロレス技)ですね!
普段ずっと縮んでいた筋肉と関節が伸びるのを感じてください。
余裕のある方は組んだ手を上方に上げていくと刺激が増えていきます。
首の前がつりそうだったり、首が痛くなりそうな予兆があったときはすぐに姿勢を元に戻してください。
深呼吸はいつでも大事なことです
ストレッチとしては上記の3つでおしまいです。どうです?体が伸びた&緩んだ感覚がありませんか?
ストレッチの締めとして、緩んだ柔らかい体で最後に深呼吸をしましょう。
まず吐いて、そこから大きく吸って、吐いて…を3〜5回行います。
この深呼吸はいつ、どんなときもやって良いことの1つです。
ストレッチ後だけではなく、思い出した時にやってあげてください。
これぞズボラの哲学
この3つの体操は、できるだけ少ない負担で多くの効果が出るようにと選んだ体操です。
ストレッチ系の体操なんて他にもいっぱいいっぱいあって、そのどれも体には良いんだけど全部はできないし…。じゃあ、そこから良いとこだけ抜きとって、基本の簡単なヤツだけやってみようよ!って考えから生まれたのがズボラ体操です。
まずはここからやってみてください。取っ掛かりとしては十分な体操です。肩こりや腰痛にも効果があります。
ズボラから健康へ!えがおの接骨院は楽して元気になる方法をずっと考えています。
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