【偏頭痛】それとも…？頭痛の大半はコレが原因です。

2019年7月22日2019年7月24日健康イチオシ情報, 笑顔のマメ知識, 部位別症状偏頭痛, 頭痛

都内に行くと頭痛が起きます。日進北口えがおの接骨院　院長のオシ先生です。

人混みがどうも苦手でして…。満員電車と人混みのコンボで私の頭はズッキズキです。

頭痛が起こる原因は人それぞれですが、しょっちゅう頭痛に悩まされている方には自分は偏頭痛なんだと思っている方もいるのではないですか？

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頭痛の種類は

頭痛には大きく二つの種類があって、それは『偏頭痛』と『緊張性頭痛』とに分けられます。

頭が痛む…という症状には違いありませんが、偏頭痛と緊張性頭痛には発生する原因も解消法も異なります。

定期的に頭痛が起こるからといっても偏頭痛ではありません。

頭痛の多くは緊張性頭痛です。この緊張とは頭皮の皮膚・筋肉の緊張と血管の緊張によって発生します。

偏頭痛というのは何らかの原因で頭の血管が拡張して、神経に不具合を起こします。血管の拡張は気候(気圧)の変化やホルモンバランスの乱れ、ストレスによる自律神経の不調など目に見えない原因が多いのも偏頭痛の特徴です。

ざっくり、本当にざっくりと大別すると…

お風呂に入って悪化するのが偏頭痛。楽になるのが緊張性頭痛です。

どうでしょうか？言葉として使いやすいので偏頭痛と言ってはいても、じつは単純な疲労から起こる頭痛だったりしませんか？

それぞれの対処法は？

前項で頭痛の種類を大別しましたが、別に偏頭痛持ちだとおっしゃる方を論破する気もないし、正直な話どっちだっていいよ、というのが本音です。

ただ、勘違いで治る頭痛を治さなかったり、逆に悪化させてしまうともったいないでしょう？

なので、あなたの頭痛を知ったうえで対処法を学んで欲しかったのです。

緊張性頭痛のケア

頭皮が固くなり、血流が澱む。首のこりや肩のこり、眉毛のこりなども併発します。

この頭痛の解消法は血流を良くすること。これにつきます。

お風呂に入る、運動をする、寝る、マッサージをする(受ける)

など、何でも結構です。筋肉がほぐれて血流が良くなると思えることをどんどんしてやってください。

私たち接骨院でできることは…頭皮からのマッサージですね。

頭皮って自分で思っているより固く、突っ張ってる場合があるのですよ。

そんな頭をゆるめて、血流促進とともに老廃物を流してやります。後頭部の緊張や鎖骨下のリンパが詰まっている方には、そこも流してあげましょう。頭はスッキリとして軽く、気分の良い感覚で帰れます。

注意：まれにマッサージ後にドクンドクンと血行が良くなったが故の痛みを感じる方がいます。
この場合は頭痛薬を飲むことを勧めています。原因である頭の緊張は解消されているので、余韻の痛みは薬で抑えても問題がないという判断です。次の日には血行も落ち着き安定しているはずです。

偏頭痛の場合は

偏頭痛の症状は痛みに加えて、めまいや吐き気などを伴う場合があります。多くは一過性の症状なのでピークの痛みが引くのを待つというのが一般的です。ここをこうすれば偏頭痛が治まるなんて都合の良いものはありません。それなら、世の中こんなに頭痛で悩んでいませんね。

ただし、これは本当の偏頭痛の場合です。

先ほども説明したように偏頭痛の多くは思い込みか、緊張由来の原因もあっての併発です。

この場合は上記の治療法や、鍼灸治療が効果的です。鍼灸治療には自律神経の興奮を抑えて、痛みを鎮静化させる効果や、緊張を緩和させて血液や気の流れを良くするといった特徴があります。

私は自分の頭痛がヒドイときには迷わず鍼を頭に打ってもらいますね。

その場合の鍼は、とても細い鍼で刺激も少なく、刺しているのか分かんなくなるくらいです。終わった後の爽快感はマッサージとはまた違ったスッキリを感じてもらえると思います。

まとめ

頭痛というのは簡単に起こります。目の疲れ、寝不足、肉体疲労…挙げればきりがないですね。

でも結局のところ、頭から首の状態が症状を左右することは間違いありません。

こんな患者さまがいらっしゃいました。

自分は偏頭痛持ちで季節の変わり目には必ず吐き気が出るレベルの頭痛があった。でも先生のところに肩こりの治療で通って、頭から肩をマッサージしてもらうようになってからは頭痛は起きていないんだ。

と、その患者さまは話してくれました。

私は頭痛解消を目標に施術はしていませんでしたが、頭皮の固い日や眼精疲労が出ている日はそれを解消させていました。結果として頭痛がなくなったのであれば、やはり日々のケアに勝るものはないということですね。

もし定期的な頭痛に悩まれている方は、頭痛が起きていない日にマッサージを受けてみることをおススメします。意外と原因が体に(頭に)表れているかもしれませんよ。