【スポーツジム】運動するならココに気を付けて!効率的な動き方を紹介します。
またジムに行くとすれば、やっぱりプールがメインですね。
日進北口えがおの接骨院 院長のオシ先生です。
それもプールで泳ぐのではなく、ウォーキングがメインです。
水の中で大きくゆったりと体を動かすことで、無理なく関節やインナーマッスルに刺激を与えることができます。
日常から体を使っているので、激しいトレーニングをする必要がないんです。逆に偏った体をリセットするために水中を歩いていました。
さて、前回に続いて今回もスポーツジムの話です。
ジムでケガをしないための大切なことを話した前回の記事はこちら
トレーニング前には準備体操が必要です!と伝えましたが、今回はトレーニングをしている最中に意識してもらいたいことをお話しします。
闇雲に身体を動かしている方には目から鱗の内容になりますよ!
どこを動かしているか考えよう
これは筋トレの基本の考え方です。
トレーニングしている際にどこの筋肉を使っているのか?またはどこの筋肉を動かすトレーニングがしたいのか、を意識しましょう。
ひとつ例を挙げると、鉄アレイを持って肘を曲げるトレーニングがあります。
これを二頭筋を使って肘を曲げるのか、手首から前腕の筋を使って肘を曲げるのか、では違うとうことです。どちらも肘を曲げるという行為は同じですが、作用させる筋が違うので筋トレの目的が変わってしまいます。
二頭筋を鍛えたいのに手首の力で鉄アレイを持ち上げてしまったら意味がないということになっちゃいます。
これは腕も足も腹筋も同じです。私たちの体はいろんな部位が連動して動いています。
力の弱い部分を強い部分が補うようにできているんです。そして、その弱い部分を鍛えるのがトレーニングですよね?
なので意識が必要なんです。腹筋がない人が無意識に腹筋をやったら、足や上半身の力を使って腹筋を鍛える動きをしちゃうんですよ。
だから、お腹に力を入れて体を持ち上げるんだ!とか、腿に力を入れて足を蹴り出すんだ!と、意識してください。
この意識だけでトレーニングの効率がグッと上がります。
その負荷、必要ですか?
トレーニングというと、自分の限界を目指して上に上にとドンドン負荷を上げていくイメージがありますね。
上がらなかったバーベルが上がった!最初5分で疲れていたのが30分続けられるようになった!なんて達成感はトレーニングの醍醐味でもあります。
でも、ちょっと待って
自分の限界を引き上げるトレーニングはそれなりにハードになるのでケガのリスクも高まります。
もしあなたの目標がダイエットや運動不足解消だとしたら、そのハードなトレーニングは不要です。逆に身体にとって毒になります。
ジム初心者の方は、運動の初心者(もしくはブランクがある方)だと思います。
なので次の項では、その方たちに向けた運動の基礎ともいえる体の動かし方のお話をしますね。
何事も基礎は大切
ジムにはいろいろな器具があって、トレーナーさんに説明をされてもチンプンカンプン…なんてこともあるでしょう。
それを適当に動かしちゃうと…関節が痛みだしちゃうんです。
トレーニングは適当ではなく、適切にやらなきゃいけません。
ここでいう適切というのは正しい動きをしましょう!ということです。
真っすぐ曲げる。真っすぐ伸ばす。姿勢を正して、ゆっくりと。
形(所作)は大切です。速くなくていいんです。負荷も軽いモノで全然OKです。
きちんと動かしたい筋肉を意識して、ゆっくりキレイに行いましょう。
みんな速過ぎるし、急ぎ過ぎています。きちんとスローでトレーニングしてみてください。
ゆっくりの割には相当疲れるはずです。
水泳のクロールで、いきなりタイムアタックしたって体にいいわけないじゃないですか。
普段回していない肩を回す。バタ足で腿に刺激を与える。肺と心臓に適度な負荷を与えてやる。
これだけできれば十分なんです。そんなに最初から多く求めてしまうと長続きできなかったり、体を痛めてしまいます。
見本通りにやらなくていいんです
これはヨガ・ピラティス・エアロビクスなどに多いのですが、講師の先生の見本通りに模倣しようと頑張りすぎるとケガをしますよ、ということです。
講師の先生は毎日その動きをして、生徒さん達に教えるわけですからそりゃあカッコよく綺麗にできますよ。その方と同じ動きを始めたばかりの方がするのは無茶があります。
諦めろ、と言っているわけじゃありません。
先生の動きを真似て、出来るところまでの動きから始めようと言います。
仰向けに寝て、足を上に90°上げる…先生はスッと上がります。
自分は45°までしか上がらない…。いいじゃないですか、上がるところまでで。普段全然上げていなかった足を上に上げるだけでも運動です。そう割り切って、無理のないところまで上げましょう。
先生は体幹を捻って、と言う。
自分は体が全く捻れない…。だけど、いけるところまで捻ろうとすることが大切です。それを力任せにグググと捻ったら背中や腰をいためてしまいます。
と、このように見本通りに動こうと頑張りすぎると、せっかくのヨガも余計に体をツラくするだけになってしまいます。
動きの流れは見本通りに、でも動く内容は自分の体に合わせて行う。これが正しいヨガ・ピラティス・エアロビクスなどとの付き合い方です。
まとめ
ジムに行くとテンションが上がるせいか、普段よりも頑張ってしまう傾向があります。
それは良いことでもありますが、自分で意識的にセーブをかけないとケガをしてしまいます。
正しく関節を曲げていますか?力任せで動かそうとしていませんか?
ジム通い初心者の方はもちろん熟練者の方も一度、自分の動きを見直して正しい動きでトレーニングをしてください。人間ていうのは「慣れる」生き物です。最初は基本通りやっていた動きが、時間の経過とともに少しずつズレることがあります。
せっかく健康のためにジムに通うんです。体にとって一番健康的な動きをしていきましょう!!
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